未来に向かって はばたく芹田

区長会視察研修を実施しました

濁流が押し寄せた町、常総市

1月29日早朝、26名で平成27年鬼怒川破堤による水害に見舞われた茨城県常総市の視察研修を実施しました。研修では危機管理担当者、当該被災区事務局長より教訓に基づく講演をいただきました。
被災時における最大の問題は、状況に応じた情報提供にもかかわらず、多くの住民が避難行動をとらず、取り残された事です。要因として、防災で度々取り上げられる「正常性バイアス」が影響したと考えられています。危険な状態に直面しても過小評価してしまう心のメカニズムです。情報に対し迷わず避難行動に結びつける重要性を再認識しました。
常総市様の、早期の完全復興を願うとともに、研修を自治会の防災計画に活かさねばとの強い思いを胸に帰路に付きました。

芹田地区区長会長  山口 英男