未来に向かって はばたく芹田

防災講演会 開催

防災・災害対策は永遠の課題

 2月27日(土)北市公民館において、信州大学工学部 不破泰教授を講師に迎え、「そのとき あなたは どうすると題し芹田地区住民自治協議会役員を対象とした防災講演会を実施しました。

 芹田地区住民自治協議会は発足から12年ほど経過しますが、このような全体的な防災講演会は初めての試みです。役員及び協力団体39名が不破教授自身の経験をもとにした災害時の情報収集策に聞き入りました。

 講演会に先立ち、防災・災害対策検討委員会の「中間報告書」が伊藤寿夫委員長から武田晴男会長に手渡されました。伊藤委員長は「先ずは各区の防災に関する足元を見据えた取り組みをしていただければ幸い」と述べ、武田会長は「令和3年度以降の事業計画に盛り込んで、各区において『災害死0』を目指した取り組みにご尽力いただきたい」と挨拶しました。

 続いて、不破教授による防災に関する講演が行われました。

~講演会より~

災害時は「自分の身は自分で守ること」が鉄則。そのためには、「正しい情報を得ること」が大切。皆さんにお伝えしたい。災害時には、日頃から利用しているものは、いざという時に使えないもの。日頃の実践として、いつもラジオを持ち歩いてはどうか。防災訓練では、「ラジオをもって集まる訓練」をしてはどうか。スマホに「防災アプリ」をインストールする方法がある。また、家族間では定期的な連絡をして「安否」を知らせる取り組みをし、更には、防災行政無線の内容をラジオで流すことをお願いしてはどうか。